ぶんぐっデイ

文具が好きです。気持ちを残せるから。

現代においても読書はすごく役に立つ

読書していますか?読書に苦手意識を持っている方も多いのかも知れません。実際、会社で話の流れから「最近読んだ本で」と触れたりすると、若い人からは特に「らんちゃん、本読むんですね」と言われたりします。

そこで、今日は「本を読みたいけど続かない」と思っている人に、お伝えしたいコツと思考があります。

本を読むのってすごいことなんですよ。著者は自分の考えや知識をまとめてくれたりしているのに、その人の解説がなんとたった千数百円〜数千円とかで読めるわけです。書籍によっては数万円するものもありますが、それはよほどの専門性を持った書籍だと思います。

 

たとえば、ちょっと贅沢な外食代分くらいで著名な方がこちらのペースに合わせて解説をしてくれているようなもんなんですよ。

もし、なんとか知り合いの伝手とかを辿り、有名な起業家の方にお会いできる機会を得たとしましょう。相手が話し始めます。あなたは言います「あ、ちょっとこれから用事があるので続き今日の夜でもいいですか?」と。相手待ってくれるでしょうか。多分無理ですよね。多忙だと思いますし…。

さらにあなたは言います「ちょっと今の所よくわからないです。もう一回いいですか?」と。更に言います「なんか深いぽいですね。たぶんあと5年くらいしたらもっと響くと思うんですよね〜。また連絡しますね」と。たぶんもう会ってもらえないです。

 

ところが本の場合、相手が一方的にこちらに情報を伝えてくれる状況は変わらないにも関わらず「眠くなってきたから、続き後で聞きますね」もOKですし「ちょっとよくわからないから、何回も聞かせてくださいね」もOKなんですよ。

難点は言い換えてくれないことくらいですかね。でも、そこが本当に大事なところなら著者は何度もアプローチを変えて、同じことを書いていたりします。だからだいたい理解できるはずです。

しかも、しかもです!もしかしたらその著者の方、もう亡くなっている方だったりするかもしれません。すごくないですか?もういない方から、直接レクチャー受けているようなもんなんですよ。僕は福沢諭吉の学問のすゝめ読んだときに、こんなに偉大な人の話を自分のペースで聞けるとは・・・と本当に感動しました。

 

あとね、何でかわからないんですが本買ったら全部読もうと思っちゃう方多いと思います。そういう僕も気を抜いていると全部読みそうになるときあります。「なんかせっかくお金だして買ったんだし、全部読まないともったいない」とか「罰当たりそう」とか思っちゃう感覚みたいな感じなんですかね。

でも、よく考えてみてください。全部で300ページあったとして、そのうちの100ページに自分の人生変えてくれるくらいの気付きが書いてあったらどうします?そこの100ページだけでも読む価値ありませんかね?

本を読んでると「あ、ここ自分にはあまり関係ない分野だわ」と思うときがあります。そういうところを「関係なさそうだな〜」と思いながら惰性で読んでると、つまらなくなってきたりします。

それならそこを飛ばして、余力があればあとで読む、くらいでいいと思います。いいことが書いてるかもしれませんが、他に優先して吸収すべきところがあるはずです。

 

他のコツとして、本を読むことに慣れていない人はいきなりたくさん本を買わないほうが良いです。本が面白いことに気づいてから買ったほうが良いというのが僕の持論です。

僕も学生時代に長らく活字離れしていた時期があったので、復活するときは面白そうな小説から入りました。字を読むことに慣らしてから、興味のあるジャンルのビジネス書の類を読み始めて、読み終わってから次の本を購入するようにしていました。

 

積ん読もいいと思うのですが、目の前に本がたくさん順番待ちをしていると、既に他のことに興味が移っていたとしても「まだ読めていない本があるし」と地味にストレスになる気がしています。笑

自分には積ん読があっている!という方は良いと思うのですが、現時点で活字慣れしていない方はいきなり積ん読はおすすめしません。

 

さて、本の良さたくさん語りました。実は本に対して思うことはたくさんあるので、たまに読書について書いていきたいと思います!

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!