先日、とあるイベントで聴導犬に出会いました。
聴導犬とは、補助犬の一種で耳の聞こえない方のサポートをする犬たちのことです。
正直に言うと、結構衝撃を受けました。
そんな種類の補助犬がいたことを全く知らなかったからです。
彼らは、
・携帯の着信音
・ドアチャイム(玄関のピンポン)
・緊急警報(火災警報のジリリ)
・背後からの自転車のベル
などの音を聞いた時に、それらを耳の聞こえない方に教えるそうです。
もちろん、そうできるようにトレーニングをしているからです。
タッチしたり、タッチしながら回ったり。
音によって動きが違うのを見ました。
私が見た補助犬は、”聴導犬”と書かれた服を着ていたのでわかりましたが、
盲導犬とは違い、それとわかるハーネスなどはついていませんでした。
それに加えて、耳の聞こえない方が仰っていたことで、
もう一つ気づいたことがあります。それは、
耳が聞こえないことは、外見ではわからない(気づかれにくい)ことが多い。
ということでした。
イベントでお話を聞かせてくださった人は、
「それが原因で悔しい思いをしたこともある」と仰っていました。
もしかすると、全員の方が気づいて欲しいわけじゃないこともあるかもしれません。
でも知ることはきっと必要で、それによっていろいろ気づけることが多いはず。
多様性という言葉をよくききますが、
まずはもっと知り、いろんなことを考えていく必要があると気付かされたイベントでした。