ぶんぐっデイ

文具が好きです。気持ちを残せるから。

毎朝手帳を見る時間をつくるといいことがある

手帳に何を書いているのか、いろいろな記事で触れてきました。手帳を持っていない方にも手帳の便利さが伝わっていたら嬉しいです!

一方で、手帳を持っている方は、毎日決まった時間に手帳時間作ってますか?今日は一日の始まりである朝に、手帳を見る時間を作ると良いことがあるというお話です。

では綴ります!

 

目次

 

毎朝の手帳時間が充実度を上げる

毎朝手帳を見ましょう。「会社についたら見るよ」という方も、理由を聞いてください。朝に見るのが良いんです!朝見ないともったいないことがあるんです。

朝手帳を見ておくと、すごくお得な情報やアイデアに気づけます。それはなぜなのか、次の項から順に説明させていただきますね!

もちろん、お仕事の都合などで「自分の始まりは朝じゃない」という人は、自分が活動し始める前のタイミングでOKです。

 

カクテルパーティ効果が期待できる

カクテルパーティ効果ってご存知ですか?1953年にイギリスの認知心理学者のコリン・チェリー氏が提唱されたこの現象。どんなものか説明しますね。

みなさんは多くの音を聞きながら生活しています。それでも、自分に関係ある言葉って無意識に気になったりしませんか?

これは、多くの音(情報)の中から、自分が必要としている情報を無意識に判別しているからなんですね。我々は普段、情報の取捨選択を無意識に行っています。

例えば、パーティ会場でも自分の地元についての会話って耳に入りませんか?「今あっちのテーブルの方から”札幌”って聞こえたような…」のような具合に。

 

こんな風に、朝に手帳を見て目に入った”関心ワード”が頭に刷り込まれると、人は無意識にその情報を拾えるようになります。

ちなみに僕が発想を膨らますのは、だいたいこんな風にやってます。これもいつか紹介させていただきますね!

 

一日の主導権を自分が握れる

さて、みなさんは「あ〜、なんだか忙しい!!」と感じることはありますか?毎日手帳を見返すと、だいたい自分でコントロールできる日々を送ることができます。

僕は毎朝手帳を見返したときに「今日は、最低限この1時間を自分の思い通りにできたら残業なしで帰れる!」といった様な感じで決めて仕事を始めます。

その1時間は緊急の連絡以外は入らないように、環境を整えて仕事をしたりします。行き当たりばったりで仕事をしていると「昨日は残業しなくても明日巻き返せたな…」というように、誰も得をしない状況になってしまいます。

というわけで、毎朝手帳を見返しておくことで「今日はパンパンに突発の予定が入ってしまったけど、明日十分に巻き返せるな」とか「ここまでは片付けておかなければ、明日緊急の予定が入ったら締切に間に合わない」という把握ができるようになります。

 

計画の修正が素早くできる

手帳を毎朝見返して一日に一回は更新するタイミングを作ることで、計画が破綻しないかを確認することができるようになります。

理想は1年の計画を立てたときに、月次→週次→日次という順番で詳細に計画を立てていくと良いです。それでも予想外に立て込んで、毎日理想的に生活できるとは限りません。

それでも毎朝手帳を見る時間を作ることで「計画とどれくらい乖離しているのか」を把握しておくことで、漠然とした不安からは逃れることができます。

計画どおりにならないとしても、自分が最低限守りたい範囲を死守するためには計画はなるべく早めに修正することが必要です。毎朝見返してチェックしたいですね。

 

さいごに

今日は、毎朝手帳を見る時間を設けると良いですよ、という話でした。

自分の計画を明確に把握できている人は、計画外が起こったときにも慌てません。僕も手帳を攻めの姿勢で使えるようになってからは、多少の計画外くらいでは動じなくなりました。

働き方改革の効果ももちろんありますが、残業も確実に減っています。上司から仕事の依頼があったときにも「○日までで良ければ問題ありませんが、それよりも早いと○時間くらいの残業対応が必要と思います」と具体的に相談できます。

せっかく仕事を受けたのに「残業するなら、言ってよ〜」となったら、お互いもったいないですもんね。