ぶんぐっデイ

文具が好きです。気持ちを残せるから。

ノート術も良い。でもまず書くことから始めよう。

ノート術が合わないなら、まずは書くことを楽しんで欲しい。

 

思い返せば、僕は小さい時からノートに書くのが好きでした。

中学生くらいからは、板書に加え、先生が言っていた興味深い話などもノートの端に

メモるようになりました。

高校生になっても同じようなノートの取り方をしていたら、

ノート提出で大きいバツがついてしまいました(笑)

ノート、メモが好き。

 

話の流れで脱線気味になりますが、その先生の授業はほぼ教科書を読むだけなので、

余計な情報は書いてなかったのですが、

ノートをとってなかった人よりも、ノート提出の点数が低かったです…(笑)

 

大学生時代、僕は授業でも実習でもノートをまとめていました。

日本語に慣れていない留学生と友達になり、授業に一緒に出席して、

英語版のノートを作ったこともあります。それくらいノート好きでした。

 

学生時代に真面目に書いていたノートがウケたのか、

卒業後10年弱経って母校を訪問したら、学生が僕のノートのコピーを持っていて

「もしかして、らんちゃんさんて、このノートの!?」と聞いてきました。

さすがに、驚きました(笑)

何かを書いていると落ち着く。

 

学生時代を終え、社会に出て会社員になりました。

転職も経験しましたが仕事の特性上、情報セキュリティの観点で、

会社からノートが貸与されるような環境が続いています。

 

会社ノートには仕事のことは何でも書きます。

議事録にも載らないような些細な覚書き、関係者が仕事関係で困っていること、

上司から聞いた評価や改善点、設計時に使った計算式やパラメータ、ひらめきの種、、

 

会社から貸与されるノートは、セキュリティ観点から破ったりしたらわかるように、

糸綴じノートになっています。

糸綴じノートは、プライベートでも試験のための勉強などでは使いますが、

いろいろなテーマを扱う”仕事”のためなら、順番を入れ替えられる方が便利だと

思っているので、自分では選ばないと思います。

 

そういう自分には合わないと感じるノートを貸与してもらっても、

ノートに書くのは楽しいです。言い換えれば、楽しくなるように工夫しています。

 

例えば、見返した時にどこをみるべきかわかるように、

「日付」と「タイトル」は絶対につけています。

スケジュールをみて、該当する日付を確認したら、僕だけのメモがたくさんです。

「誰かの困りごと」は、いつか解決するためにあると思うので、目立つ印をつけます。

「些細な覚書」は、吹き出しをつけたりして、自分の目を引くようにします。

会社でもノートか手帳は常に開いてます。

 

ノート術やメモの仕方は、たくさんあります。

メモやノートが苦手な方の中には、

「これからノート術を身につけてやる!」って思う方も多いのではないでしょうか。

ノート術に限らず、世間でいろいろ言われている方法論や、書籍で入手できる情報は、

著者の方がうまくいった方法を共有してくれていることを忘れないようにしたいです。

 

書籍で「絶対にこうすべきです!」と書いてあっても、

あなたにとってやりづらい方法もあると思います。

仕方ないです。十人十色なので。

僕はノートとかメモが好きなので、それの話をしますが、

まずは書くことを楽しんで欲しいです。

 

高校時代に先生に大きなバツをもらっても、僕はノートが好きでしたし、

「なんで赤点なの?」と思いながらも、自分のノートが好きでした。

「そんなやり方じゃダメだよ」と言われても、うまくいってると思うなら、

まずは楽しいやり方してきましょ!