ぶんぐっデイ

文具が好きです。気持ちを残せるから。

習慣をつくりたいと思ったときにやること

これまでの記事で、「手帳を朝の習慣にするといいですよ」というような話をしました。

「習慣にするの大変じゃん?」という人結構多いのではないかと思います。今日は「これ習慣にしたい!」と思った時に、お役にたてればと思った内容です。

では綴ります!



目次

 

なぜそれを習慣にしたいのか理由を考える

「英語の勉強を習慣化したいけど挫折する」というのは、僕も周りの方々からよく聞きます。そんな方々には「なんのために英語の勉強をしたいの?」と聞いてみます。

よくある理由は「海外旅行で困らなそうだから」。海外旅行で困らないくらいの英語だったら、決まり文句をいくつか覚えるだけで行けます。テキストを1冊買って、旅行前に目を通したり、その本を持って現地で見せてもなんとかなりそうです。

習慣化できず挫折するのは、理由と習慣化したい内容が釣り合わないからではないかと思うことが多いです。

実は僕は英語でコミュニケーションをとることができます。でもTOEICは社会人の平均くらいです。僕の目的は英語でコミュニケーションをとることだったので、TOEICを見据えた勉強をしていません。

僕のTOEICの点数を見た人は「まあ低くはないよね」というリアクションをします。一方で、僕が喋ってるのを見た人は「ペラペラじゃん」といいます。ひとつ断っておくとペラペラではありません。笑 日常会話と自分の仕事のことならコミュニケーションが取れる、という程度です。

 

なりたい自分を超具体的にイメージする

習慣化することに必要なのは、真剣に「こうなりたい!!」と超具体的にイメージすることです。「なれたらいいな〜」じゃないです「なるんだ!」です。

なぜ前の章で、英語でコミュニケーションができるという話をしたのかというと、僕はコミュニケーションすることに特化した努力をしたからです。コミュニケーション取れる割に、めちゃくちゃ語彙力が低いです。高校生に単語テストで負けるくらい。

でも、僕は大学院生のときに英語の勉強をしました。理由は海外の学会で発表するためです。教授から「誰か学会申し込む?」と聞かれ、英語もしゃべれないのに「行きたいです」と申し出ました。楽しそうだったから。

そこからは一時的に努力しました。まず論文を英語で書くために文法書を買いました。それを見ながら論文を完成させ、それをもとに発表資料の作成をし、発表練習をしました。

この時、何度もステージの上で発表する自分、質問に回答する自分、プレゼンの後で海外の学生や先生と交流する自分をイメージして取り組みました。ワクワクしていました。

これがきっかけで自分の専門分野でのコミュニケーションが取れるようになりました。僕がやったのは「習慣化したい」と思うことではなく、「こんな自分になりたい」とめちゃくちゃ具体的にイメージして、それだけに向かって進んだのです。

 

目的は誰のためなのかを考える

もう一つコツがあります。何かを習慣化するのに、自分のためよりも他の誰かのためになる理由があると続きやすいです。

また僕の話で恐縮ですが、学会発表も終わり英語の勉強に満足した僕はしばらく英語を意識しない生活が続きました。そんなある日、研究室に日本語があまりわからない留学生が来ることになりました。

教授から「だれかフォロー頼める?」と聞かれ、即答で「はい!」。これも楽しそうだったからです。

それからまた英語の勉強をはじめました。今度は全然違います。留学生に日本の文化を教えたり、一緒に授業に出て翻訳したりノートを取ったり、役所の手続きに同行して翻訳したり、と自分の専攻とはまた違う内容でした。

「自分の努力によって誰かの役にたてる」という経験は、みなさんにもあるのではないでしょうか。これが根本にあると、一人で続けるよりも続きやすくなります。誰かと一緒に習慣にしたことが続きやすいのも、これに似てますね。

 

さいごに

習慣の作り方のお話でした。僕は朝勉強することが多いのですが、朝なかなか起きれないよって方も多いのかなと思います。

そんなときは「朝起きたらこれをやれる!」とやりたいこと+楽しみをつくるといいです。これも小さなコツです。

朝起きたら、なんか珍しい紅茶を飲んでた時期あったな〜。笑

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!参考記事です!

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