ぶんぐっデイ

文具が好きです。気持ちを残せるから。

自分らしさを見つける:システム手帳の使い方

「なぜ書店に売っている製本された手帳ではなく、システム手帳を使うの?高いじゃん!」

「システム手帳が気になるけれど、そもそも自分は何を挟んだらいいんだろう。」

そんなことが気になってシステム手帳を使い始められない方や、システム手帳を既に使っているけれどもっと活用したいという方に向けた記事です。

 

僕もかつて迷っていたので、あなたの気持ちはよーくわかります。

 

そもそも、システム手帳ってなんなの?システム?普通の手帳と何が違うの?

という方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

 

w-ranchan.hatenablog.com

 

これから「システム手帳を使うメリット」と「システム手帳に何を挟むか」をメインに話をするにあたって、”システム手帳”が”製本された手帳(以降は区別のために「綴じ手帳」と呼びます)”と大きく異なる部分について触れておきましょう。

それは、自分が好きなようにページを追加したり減らしたり、ページの順番を変えれたり、と高いカスタマイズ性を持っているところです。

 

システム手帳は、大きさも複数種類があり自分の使いやすいサイズを自由に選ぶことができます。例えば携帯性を重視したければ、小さくて薄いものを選べばいいですし、いっぱい書きたい、あまり移動しない、という方であれば大きくて分厚いものを選んでもいいと思います。

 

これだけ聞くと、「システム手帳じゃなくて、綴じ手帳もサイズ選べるじゃん」と思う方もいるかもしれません。はい、おっしゃる通りです。

サイズ面のみに絞れば、システム手帳でも綴じ手帳でもあまり大きな違いはありません。

 

ただ、ページを増やしたり減らしたり移動したり、これができることで一気に自分好みの手帳を作ることができます。

僕はシステム手帳を使う以前は、綴じ手帳を愛用していましたが、ほとんど簡易的なスケジュール確認とノート部のみしか使っていませんでした。

正直なところ、アドレス帳の部分や年齢早見表のような付録部分は活用していなかったので、毎年白紙のまま残るページでした。

 

ちなみに僕は、罫線ノートと方眼ノートが両方ついている綴じ手帳を愛用していたのですが、僕は仕事で設計をすることが多いので、デザインも描きやすい方眼ノートがお気に入りでした。

でも、僕の愛用手帳には方眼ノートのページが少なかったんですよね。そのページが多ければいいのにな、なんて思いながら愛用していました。でも、その時はそれしか知らないので、それがベストだって思ってたんですよね。

 

そんな僕がシステム手帳に出会いました。「方眼ノートばっかり挟めるじゃん!」「スケジュール確認はウィークリーでやりたかったんだよね。」と、自分好みの手帳が作れることに感動しました。

僕は、中学生時代からルーズリーフを愛用していました。1冊のノートに全教科を集められる喜び。休んだあとの授業のノートをとったあとで、友人からノートを見せてもらえば、順番は大きく変わらずに使えます。

そんなページの移動が自由なところに惹かれていました。

 

ルーズリーフのいいところ、そして手帳のいいところ、自分のドンピシャサイズで使えるところ、すべてが魅力的なアイテム手に入れたのです。

 

そんな僕も、手に入れたシステム手帳を活用するうえでもどかしく感じることがありました。

そう、「張り切って厚めの手帳を買ったはいいけど、何をはさもう」問題。

 

購入する時、いろんな手帳を見比べては「これくらいはさんで使っちゃうもんね」と、張り切ってたんですよね。でも家に持って帰ってきて、あたりまえですが最初は「白紙のページ」ばかり。でもスカスカはちょっと寂しい。というわけで、白紙のページをしばらく持ち運ぶ日が続きました。

 

最初はいろいろ考えました。「防災知識」を印刷してはさんでおこうとか、「ふせん台紙リフィル」をはさんでおこう、とか。仕事柄使うし「関数電卓」をはさもうか、と考えたこともありました(電卓は片手で持ちながら設計で使うことが多いことに気づき、やめました笑)。

 

いろいろオリジナルリフィルを作っては、はさみ、とりはずし、またはさんでみたりする。

いろいろやっているうちに気づきました。

 

そうだ、これがシステム手帳を自分仕様にカスタマイズすることなのだ、と。

システム手帳に終わりは無いのです。何度も「これがベストだ」と思った瞬間がありました。でも、しばらくするとベストが変わっていくのです。

 

それは、なぜでしょうか。人間は成長する生き物だからです。

たとえば入社して仕事を始めたころは、先輩の助けを借りながら仕事をしてきた方が多いと思います。そのうち、あたりまえにこなせるようになって、少し背伸びした内容の仕事をしているうちに、自分で考えてよりよい方法を模索したりします。

そのとき、仕事のやりかたは新人時代と変わっているはずです。だから手帳に挟んでおきたい知識やメモの量も変わってきます。スケジュール管理も、月ごとではスペースが足りず、週次、日時と変わっていくかもしれません。

 

手帳もツールなのです。自分の成長やそのときの生活に合わせてベストをつくるのが自然です。身体が大きくなると衣服が合わなくなったりするように、システム手帳もまた大きくなったり分厚くなっていいのです。

 

というわけで、何をはさんでもいいのです。今の僕は大半がメモページです。思いついたことや、やりたいことを書いたり、そのやりたいことが「なぜ今すぐできないのか」の理由と、何を解消したらできるのかの条件を書いたりしています。

 

はたまた、振り返りも書いておいたりします。「今日は集中がとぎれとぎれだった。睡眠時間が足りてないからかも。あくび多かったし。」のような感じです。

そうすると、次に書きたくなるのは「何時に寝て起きればベストなのか」を確かめたくなってきます。人間はすぐ忘れてしまうので、記録をつけておくと、あとで見返したときに「体調やモチベーションが高かった日と、睡眠時間がリンクしている!」のような気づきがあったりします。もしかしたら、食べ物が原因かもしれません。いろいろ書いておくと、何かしらに気づけるチャンスが増えます。

 

これに気づいたら、「◯時に寝るためには、何をして、何をしなければいいのか」を考えて書くページも増えます。すると、「やらないことリスト」のようなものも作りたくなるかもしれません。

こんな感じで、まず書くことが重要です。そうすると、定期的に見直さなければ入り切らない程にページが増えていきます。熟慮を重ねてページを選び、それをはさんだ手帳を持ち歩いていると、それだけで自分のパフォーマンスを最大に高めてくれているような気分になるでしょう。実際、手帳のおかげだ!と感じるタイミングがたくさんあります。

 

さらに特別に、手帳を活用するコツ教えちゃいます。

それはお気に入りのものを使うことです。ペンと手帳。どっちもお気に入りのものを持つと、使いたくて、書きたくて、開きたくて仕方なくなります。

用もなくても、何かを書きたくなる気持ちが高まります。

そんな僕のおすすめは、革製の手帳です。肌触り、匂い、経年変化が進むところ、持ちたくて開きたくて、という衝動に駆られます。

そうなったら、こっちのもんです。システム手帳にいろいろ書き込んでいるうちに、自分が自分の望む人間像に近づいている感覚をきっと味わうことができます。

 

みなさんもぜひ、手帳を活用してみてください。手帳が続かない人の中には、綴じ手帳という製本された手帳に自分を合わせていっているために続かない人も多いと思います。

手帳を自分に合わせましょう。まずは手頃な価格のシステム手帳バインダーから始めてみてもいいかもしれません。でも僕のおすすめは自分の好きなものを準備することです。

 

あなたのシステム手帳ライフが最高のものとなりますように!

最後まで読んでくれてありがとうございます!

 

革製システム手帳に興味が湧いたら、この記事も読んでみてくださいね!

w-ranchan.hatenablog.com

いろんなデータをメモして比較する

手帳の活用方法の一つに、自分の中の判断基準にできるデータの保管があります。

たとえばどんなデータを書いておくと良いのか紹介していきます。他にもこんなのあるよ!という情報があったら教えて下さい。

では綴ります!

 

目次

 

僕が書き留めているデータの例

例えば僕がどんな情報を書いているかの紹介をします。仕事で頻繁に使う情報は、手帳とは別にお仕事便利帳にまとめています。資料集みたいなイメージです。

なぜ手帳に挟まないかというと、データが膨大すぎてA4用紙でもかなりの分厚さになってしまうからです。それは仕事中は常に携帯しており、すぐに活用できるようにしています。

それとは別に、普段使用頻度は低いけど知っておきたい情報は手帳に書いています。

簡単なところから紹介すると国家予算とかGDP、国土面積とか人口です。身近に想像しやすい自治体の人口なども書いています。他にもいろいろあります。

なぜこんなことを書いているのかというと、何かを考えるときに比較基準にできるからです。詳しくは次項で説明しますね。

 

どんな役にたつのか

僕が何に使うかというと、たとえばどこかの国の情報を聞いたとき「自分の国と比較してどれくらいなんだろう」を把握するためです。自分の住む街で何かの人数を聞いたとき「○%くらいか」などの把握もできます。

「この車2000万円です」と言われて「高い!」と反応できるのは、みなさんの頭の中に、車の一般的な価格のイメージがあるからです。

僕は相場を知らない楽器などは「これ15万円だったんだよ!」と聞いても、高い方なのか安いのかわからず反応に困ります。笑

他にも「日本に電柱は何本あるでしょう?」と聞かれたときに、当てずっぽうで計算するのと、「自分の家の周りにはだいたい○m間隔で電柱がある。ということは○平方kmの中に○本。日本の国土面積で考えると○本になるけれど、日本は森林や河川の割合が○%くらいあるので・・・」と、それなりに計算できるようになります。

電柱の本数がわかってどうするの?って気になるかもしれませんが、これは単なるたとえです。日常生活で推論できると役に立つことがたくさんあります。情報に騙されそうになったときにも「ん?データで考えると矛盾していることを言っているような」と、一旦冷静になることができます。


悲観的な情報に無駄に怯えない

ニュースなどを見ていると、さも悲惨な状況であるかのように報道されます。コロナ禍では感染者数の割合よりも人数ばかりが強調されていましたよね。

割合を計算してみると、最初に受けた単純な数の印象とは変わって感じることもありました。

悲観的なニュースのほうが、注目を集めがちなのでマスコミなどの報道機関はそういった印象をつけやすいように報道しているように見受けられます。

自分でできる比較データを持っていれば割合を計算することもできますし、身近な規模での比較ができますよね。情報を自分の中で処理して、適切な感覚で判断することは非常に重要です。

専門家だとしても、個人の主観を入れて話す人もいるので「専門家が言っているから正しい」という認識の仕方もあまりおすすめできません。自分のなかにある基準を使って考えて判断したいですね。

 

さいごに

今日は手帳の中に比較用のデータを持っておくといいというお話でした。数字を使って考えると、当てずっぽうではなくデータに基づいて推論することができます。

ぜひ、気になるデータがあったら今日からメモするようにしておくと良いですね!

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

目標には期限と数値基準を入れる

目標を決めている方はいますか?「あなたの目標はなんですか?」と聞かれたときに即答できる目標がある人は、毎日自分の目標を確認しているのかもしれません。

ところで目標のたて方って意識して取り組んだことはありますか?今日は目標を立てるときに気をつけておくと良いことを書きます。

では綴ります!

 

目次

 

良い目標とは

良い目標ってどんな目標でしょう。僕が思う良い目標とは「期限」があって「数値基準」が入っていることです。

「ん?期限はわかるけど、数値基準て何?」と思った方もいるかもしれません。数値基準とは「ダイエットする」ではなく「体重を68kgにする」など具体的に設定することです。

これをやる理由について説明します。目標を「ダイエットする」に定めて、今年の終わりに体重計に乗ったときに1kg減っていたとしましょう。これ成功してますかね?

例えば減量中のボクサーでギリギリ限界までやっていた人が1kg減っていたら成功でしょう。でもお腹周りがぷにぷにしている人が1kg痩せても、それはきっと誤差ですよね。

こんな風に、数値基準が入っていないと目標はそもそも達成したか否かが判断つきにくくなります。

期限についてです。「いつまでに」を決めないと、締め切りがないお仕事みたいなものでついつい後回しにしてしまいがちです。そうすると、「まあ20年後くらいには、きっと68kgになってるかな」などと考えてしまいがちです。やるのは今です!

もうひとつ、目標を決める上で他人に評価を委ねるような目標を定めるのはあまりおすすめしません。例えば「次の昇格会議で課長に推薦してもらう」というのは、自分の努力だけではどうにもならない目標です。

定めるとすれば「部署の中で企画の提案数No.1になる(目安:10件/月)」のようなものがいいです。

 

目標どおりに行かなくても大丈夫

期限を決めて、数値基準を定めてまっしぐらに努力したとしても、目標どおりに行かないこともあります。思い通りにすべてが叶うことはなかなかありません。

目標が叶いそうだけど、期限を超過してしまう場合もあります。でもこんなのは誤差です。あくまで目標なので。でも「叶わない可能性もあるなら定めなくていいや」というのは間違いです。

明確に目標の位置を定めたからこそ、まっすぐそこに向かって努力できるからです。ディズニーランドの方角だけ知っていても、道がなめらかに曲がっていたらきっと少しずつズレていってしまい、遠回りをしてしまいます。

毎日、目標の方向と現状の自分の位置を把握してこそ、無駄なルートを通ること無く努力することができるのです。

 

自分は「具体的に理想として描いた自分」を超えられない

なんとなく頑張っても、自分の理想にはたどり着けません。みんなが理想にするような人たちは、全員努力し続けていると思います。

なんとなくでその場にたどり着いた人はいないと思います。結果を残しているアスリートたちは、目標(大会での優勝など)に向かって努力を重ねています。「体動かすの好きで、なんとなくやってたら世界一なったんすよね〜」みたいな人はいないでしょう。

「なんとなくお金持ちになりたい」くらいの具体性のない目標をたてても、本当に欲しかったはずの高級車や高級住宅は手に入らないです。

 

さいごに

今日は良い目標のたてかたについて書きました。目標は定めて満足してはだめですよ〜。できれば毎日、少なくとも週イチくらいでは見ることを強くおすすめします。

目標はたてて終わりではなく、達成してこそなので、目標が明確に自分の中に居座ってくれることが大事です。

そのためには毎日でも見返して「そうそう、今はこの目標に向かって、この努力をするんだよね」と思わなければいけません。

僕も目標叶えるぞ〜!!

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!参考記事です!

w-ranchan.hatenablog.com

転職を考えたことがある人に書き出してほしいこと

転職考えたことありますか?僕は転職経験がありますが「転職してよかった!」と思っています。転職を考えた事がある人に、ぜひ書いて整理してほしいことを書きました。

もともとの会社に大きな不満があったわけではありませんが、他の会社に行ってみてよかったことがたくさんあるので、それも合わせて共有させていただきますね。

では綴ります!

 

目次

 

転職を考え始めたきっかけ

僕が転職を考え始めたのは「自分は他の会社でも通用するのか?」という不安とともに「今の仕事で楽しいと感じるところに特化した職業はあるのかな?」というワクワクした疑問があったからです。

よく僕が好きな業務内容に対して「これだけやれても一人前とは言えない」と前職で務めていた会社では言われていました。それを言われるたびに「できなくもないけど、好きじゃないんだよな〜」と思って我慢していました。

でも調べ始めたら、僕が好きなことに特化した職業があったのです。運良くその企業に内定をもらい、転職することになりました。

 

転職は経験になるし証明になる

辞めて行く人はネガティブなことを言われているのを見たことがありました。僕も「自分もああやって言われるんだろうな」と覚悟していました。でも僕は正直に「やりたいことだけやっていたいので、違う会社に行きます」と言ってみました。

そうしたら周りの人は、みんなの前では特に何も言いませんでしたが、二人きりになったときに「もともとそれやってるとき楽しそうだったもんね。好きなことやりたくて環境変えるのすごいよ、頑張れ」と言ってくれました。一人で悩んでたときにはこの言葉をかけてもらえるとは思いませんでした。

転職は経験になります。自分が他の会社でも通用するのか漠然とした不安があるから「会社が潰れたらどうしよう」と思うのです。転職をしてしまったら、頑張ればいいのです。

そして、自分が「他の会社でも働けた」という証明ができます。もし転職先が経営的に傾いたとしても「自分は2社での経験があります。それぞれの会社でこんな実績があります」と言うことができれば、「一社でたまたま通用した」から「少なくとも2社で通用している」にパワーアップすることができます。

いろんな経験を持った人たちが、客観視できることが増えていくので、僕はむしろ転職して入ってきた人が多い会社の方が健全なのではないかと思っています。

 

転職を少しでも考えたら書き出してほしいこと

さて、転職の良さをたくさんお話しました。転職をもともと考えていた人も、この記事を読んで少しでも考えてみようかなって思ってくださった方も、ちょっと書き出してみてほしいことがあります。

それは「スキルの棚卸し」「やりたいこととやりたくないこと」です。

スキルの棚卸しは、自分ができることを書いていきます。このとき難しく考えなくていいです。昔から「らんちゃんはこれやってるとき楽しそうだよね〜」とか「得意だよね」と言われることを書いてください。

他にも、会社に入ってからできるようになったことは書いていいです。学生時代まではそこまでできなかったことや、やってこなかったけれど、会社に入って身についたスキルは全部書いてOKです。

もうひとつ。やりたいこと、これは仕事をやっているうえで楽しいと感じることなどを書けばいいです。やりたくないことも、やれるけどやりたくないとか、苦手だからやりたくないを書いていってみてください。

そうしたら、転職を考えている人は、転職情報サイトなどで探してみたり転職エージェントと言われる人に相談してみてもいいと思います。

転職を考えていない人も、これを書き出して整理しておくことで「自分は他でもきっと通用できるな」という前向きな気持ちになり、今の仕事にもより一層身が入るかと思います。

僕はこれを書き出したときに「転職しなかったとしても、自分の強みがわかった」という気持ちになれました。オススメの書き出しです。

 

さいごに

今日は転職にまつわるお話でした。転職したことがある方も無い方も、ぜひスキルの棚卸しとやりたいこと・やりたくないことリストは書いてみてほしいです!

自分自信の強みなどが目に見えてわかると、今の仕事への意気込みもUPしますしやりがいを今まで以上に感じることができます!

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

タイトルをつけるとメモ活が捗る

考えたいテーマはあるんだけれど、何から考え始めたら良いか…と悩む方向けの記事です。

モヤモヤしてますね?それさっさと考えてスッキリしちゃいたいですよね?じゃあやることは一つです!

では綴ります!

 

目次

 

考えたいテーマが決まっているとき

まずテーマをタイトルとして書きましょう。僕の場合は紙の左上の方に日付とテーマを書き入れます。そのときに、「これから書くぞー」って意識を持って書いてください。これから書こうとしている文字たちよりも、ちょっとだけ大きめに書くといいです。

ちょっとだけ大きめに書くのは「これ、タイトルですよ!」っていう自分への宣言です。これをしておくと「今日はこれについて考えていくんだな」っていう自分への言い聞かせみたいな効果もあります。

タイトル書かないと、単発になりがちですがタイトルをつけると「他にもなんかないかな」っていう意識が働いて、いっぱい書きやすいです。やってみてください!

 

モヤモヤはあるけど何にモヤモヤしているかはっきりしないとき

頭とか心の中にモヤモヤがあるけれど、自分は何にモヤモヤしているのかすらモヤモヤするときありますよね。その時は誰かに見られたら…とかを気にせずメモに書き出してみましょう。

見られたら…が心配ですか?大丈夫です。バーっと書いていったら字もそんなにキレイじゃないですし、ぱっと見くらいじゃ何を書いているのかはわかりません。あとは、見つからない場所に隠しておくか、うまく処分しちゃってもいいです。

このときに自分にしかわからない言葉を使おうとか、変な気を回さない方がスッキリします。見られたら不安でモヤモヤしちゃう人はやってもいいですが、できる限り自分の気持に素直に向き合って書き出すのがおすすめです。

そこで「ああ、自分がモヤモヤしてた根幹はこれだ」と気づけたら、それをテーマにしてタイトルを書いて…としていけば、わからなかったモヤモヤが整理されていきます。

 

やらなければいけないことだらけで何から始めたら良いかわからないとき

やらなければならないことが押し寄せて来て「わー!!どうしろっていうんだーーー!!」という経験、誰にでもありますよね。

そんなときは一回深呼吸して、「やらなければならないこと」とタイトルを書きましょう。

「いやいや、らんちゃん。深呼吸してる暇ないのよ。やらなければならないこと、じゃないのよ。一分一秒惜しいのよ」と思ったそこのあなた。命に関わることじゃなかったら、一回落ち着いたほうが良いです。

目の前に倒れている人がいたら、すぐ助けてあげたいですが、仕事などのタスクが押し寄せてきたなら、一回の深呼吸とゆっくり10数えるくらいの余裕がほしいです。すっきりした頭のほうが、効率的にこなせますし。

というわけで、「やらなければならないこと」と書いてから整理してみてください。僕は焦ったときに敢えてこれをやると「あ、思ったより大したことないわ。優先度的にはこれからやればいいな」と落ち着くことができます。

過去には焦って思いつくままに処理していた時期もありましたが、確実にこれをやるようになってからのほうが、うまく回っています。

 

さいごに

おい、らんちゃん!結果は全部「タイトル書く」じゃねーか!って言われそうな記事ですが、そうなんです。タイトルってすごいんですよ。

悩んだ時にも使えるし、前に進みたいときにも使えるし、何にでも使えるのがこのアナログ技術「タイトルを書く」なんです!

今日から「なんかあったらタイトル書こう」って思って過ごしてみてください!

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!参考記事です!

w-ranchan.hatenablog.com

一次情報をメモしておく

一次情報って何?ってところから考えてみましょう。仕事に限らずですが、一次情報を把握するという重要なことが、意外と見過ごされていたりするのを見かけます。

後で振り返ったときに、全然違うことに注力してしまっていた…とならないように、今日から一次情報の大切さを意識して過ごしていきましょう!

では綴ります!

 



目次

 

一次情報とは

一次情報とは情報源から得た情報のことです。人づてに聞いた情報は二次情報になります。身近な例で考えると、事故現場を見た人は一次情報を持っています。一方で、それを目撃者から聞いた人が持っているのは二次情報です。

つまり新聞やテレビなどのメディアで入手できるものは二次情報になります。

 

なるべく一次情報をつかむ

テレビや新聞の代わりに自分でニュースをつかもうという話ではありません。みなさんの生活の中でも、一次情報はたくさんあります。

お仕事の場面を例にして説明します。「事務所で使っていたプリンターが急に壊れた」という報告を受けたとします。そのとき目撃した人の「急に壊れた」という情報が一人歩きしてしまうことがよくあります。

そのうち、いろいろな人と話をしているうちに「急に壊れた」から「なんの前兆もなく壊れた」のように情報が変わってしまうことがあります。

プリンタの機構に詳しい人なら、「その部分が壊れたということは、この部分の劣化なかな」と考えられるかもしれませんが、「なんの前兆もなく壊れた」だけが唯一の情報として伝わってしまった場合「では劣化ではない」と判断されてしまうかもしれません。

この場合の一次情報は「壊れたプリンタ」です。できればこれを見ることが望ましいです。それができない場合は、人づてに聞いた情報のみを鵜呑みにするのではなく、壊れたプリンタの状況がわかる写真を見せてもらったり、二次情報をなるべく含まない情報を得られるように心がけることが必要です。

 

いつの間にか違うことに拘束されていないか

とはいえ、一次情報を常に掴むことはなかなか難しいことも確かです。たとえば会社では部署が異なるために、商品を作る人と営業活動をする人が別にいたりします。

その場合、商品を作る人は一次情報の発信者である顧客の要求を、直接聞くことができない場合もあります。

リフォームを例に考えてみましょう。顧客側が「この部分はできるだけ安く済ませたい」と営業担当者に伝えたとします。営業担当者は「安く済ませたいということは、なるべく変えない方向かな」と考えたとします。

営業担当が会社に戻り、設計者に対して「この部分はなるべく変えたくないそうです」と伝えてしまった場合、設計者は「変えない」をメインテーマとして考えてしまいます。もしかすると、全く新しく作り直してしまうのが一番安く済んだ方法だとしても、「変えない」を主目的としてしまうのです。

これってすごく危険なことだと思いませんか?でも、身近にたくさん起こっていることだと思うんです。

 

一次情報を人づてに確認するときに注意すべき点

上の例を参考に、自分が二次情報しか手に入れられないときは「なぜそういうことを要求したのでしょう?」など、一次情報に近づくための質問や確認をすることを心がけましょう。人から話を聞いたときに「それはなぜ?」を繰り返していくのがいいです。

何度も聞きすぎると鬱陶しく感じられたりするので、単純に「なぜ?」を繰り返すのではなく、自分で想定したことを聞いてみるといいです。

たとえばこんなイメージです。

営業「お客さんはここをあまり変えたくないようです」

設計「思い入れがあるとか、今が十分使いやすいから変えたくないとか、そういうことですかね?」

営業「いえ、できれば安く済ませたいという思いがあるようです」

設計「なるほど、では変えるほうが安く済ませられる場合はその選択もありってことですね?」

営業「そうですね、全体的にイメージを刷新したいとのことだったので、そのイメージに合いつつも安い分には、喜んでもらえると思いますよ」

何事もコミュニケーションですね!いろいろ仕事を進めていくと、一次情報を忘れてしまうこともあります。長い期間にわたって続くプロジェクトなどでは尚更です。

一次情報は聞いたときにメモしておき、定期的にもしくは悩んだときにはそこを振り返るようにしましょう。

 

さいごに

一次情報の大切さ、そして見失いやすさの話でした。一次情報のメモをとっておくことによって「なんでこんな条件がついてるんだっけ?」などの振り返りができます。

考え進めているうちに、よくわからなくなってしまったということはよくあります。こんな場面でもメモを活用できるので、たくさんメモとってくださいね!

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!参考記事です!

 

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自分の中だけで終わらせないメモ

手帳やノートが好きな方々は、メモを書くことはたくさんやっていると思いますが、自分に向けて書くときにある工夫をすることで、もっと意味が出てきます。

どんな工夫なのか、ちょっと見ていきましょう!

では綴ります!

 

目次

 

メモを一歩先へ

手帳やノートなどに、メモをたくさんしているかたはたくさんいると思います。気づきを書いている人もたくさんいると思います。

そんなとき、「自分はどうしてそう思ったのか」「それを受けて、どうしていきたいのか」感情や決意も書きましょう。

単純に「こう思った」と事実だけ並べても、あとで見返したときに「そういえばこう思ったんだったよね」と、自分の気持の振り返りやアイデアの種になるまでだと思います。

なぜこれらをかいたほうが良いのかは、次の項を読んでみてください。

 

オートクライン効果って何?

オートクライン効果って聞いたことありますか?オートクライン効果は「自分が発したことを、自分で聞くことによって自分の気付きになること」です。なんだか複雑な感じがしますか?

ディスカッションの場などで、自分の意見や考えていることを発言し「だから自分はこうしたい」と発言したりする場面がある方は、その場面を思い浮かべてください。

自分で発言していながら、考えながら口にするので「言いたかったのはこういうことだ」と喋りながらにまとまっていく瞬間ありませんか?そして、それを自分の口から発信して自分で聞くことで、「そうだったんだ」と思えるのがこの効果です。

発言や発信をして自分の気付きとできればいいのですが、なかなかディスカッションの機会もないかもしれません。

そんなときは手帳やノートにこれらを意識して書くことで、自分の気づきを増やすことができるので試してみてくださいね!

 

さらに発信するといいことがある

TwitterInstagramなど、今SNSは多くの発信が生み出されている場となっています。ただ、ほとんどの人がSNSでやっているのは、実は発信ではなく交流です。僕は交流も好きなので、どちらの意味でもSNSを活用していますが、実は発信をしている人は少ない印象です。

「発信している人が偉い」とかそういう話ではないです。発信するのって、すごく自分にとって良いことが多いんです。手帳やノートへの書き出しのみと比べ、人に伝えることを意識すると「言語化しよう」と心がけますよね。

これによって、自分の中で更に腹落ちできるようになるのです。曖昧な理解のまま発信はできません。「どうしてこう思ったのか」それを自分で言葉にして他の誰かに伝えることができるのです。

また、発信すると他の人からの反応が返ってくることがあります。それがあると「ああ、たしかにそうだよね」だったり「そういう見方もできるな」などの、新たな気づきを運んできてくれるのです。

結果的に、誰かに向けた発信は自分の気づきを更に増やし、新たな気づきを運んできてくれることすらあるわけです。メリットが多いのです。

 

さいごに

どんどん発信していきましょう!貢献できる機会になったら嬉しいなと思います。

人は誰かに貢献すると、欲求の一部が満たされるという研究結果もでているくらいです。程度の差こそあれ、嫌な気分になることは少ないのではないでしょうか。

自分が知っていることで誰かのお役に立てたら幸いです。僕も知的好奇心が満たされるし、誰かの気づきにつながれば幸せですね!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!参考記事です!

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